29日(食事会)に向けて準備開始!!①食材注文完了
おはようございます!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
ブログを読んで頂きありがとうございますm(__)m
さて29日(食事会)に向けてそろそろ準備をしなければと思う今日この頃。
一人会費が10,000円と過去最高(会費)なので、かなり気合が入ります!
食材は何を使うか迷いましたが、今回はウニ・いくら・カニ・のどぐろ・サーモン・越前エビ・牡蠣・明太子の詰め合わせを注文し料理を仕上げようかと思っています。
会費的にまだ余裕もあったので、お酒にはアルザスのワインをセレクト。(3,500円くらいのワイン)
作り手は私の好きなジェラール・シュレールを選びました。
セパージュ(品種)がピノ・グリとあまり飲み慣れてない品種なのでとても楽しみです。
ジェラールは、私が当時フランスに滞在していたとき、周りの醸造家、作り手からもかなり評価が高く、アルザスでビオワインを生産する有力な作り手です。
今回の材料が主に「海の幸」をメインにしているので、赤よりも白、そして「この人のワインならきっと美味しい」ということで選んでみました。
ワインを選ぶポイントは
ワイン(高いワイン・美味しいワイン)を選ぶときもっとも重視しなければいけないのは、品種でもなく作られた場所でもありません。
一番気にすることは、「誰が作ったか」という点。
例えば赤ワインで有名な「ジュヴレ・シャンベルタン」は、決して「ジュヴレ・シャンベルタン」だから美味しいという訳ではありません。
ジュヴレ・シャンベルタンとは村の名前ですが、そのままワインの銘柄にもなっています。
(村の名前がジュヴレ・シャンベルタンって…オシャレですよね(^^))
ブルゴーニュワインは、その土地で作られた地方名や村名がワインの銘柄になります。
場所が明確に表記されているほど価値も高くなります。
例えば日本で例えると
日本ワイン→関東ワイン→東京ワイン→渋谷ワイン
と場所が明確にに表記されるほど(左から右に行くほど)高価なワインとして扱われます。
フランスでは村名どころか畑にも名前が付いていて、その畑の名前が付いたワインは高価な値段で取引されています。
ワインで有名な「ロマネ・コンティ」はワインの銘柄でもあり、畑の名前でもあります。
ジュヴレ・シャンベルタンは広大な土地のため、多くの生産者が畑を所有しワインを作っています。
そのため日照時間・降水量・土壌の性質など場所によって違うので、「ジュヴレ・シャンベルタンだから美味しい」というのはちょっと違った捉え方かも知れません。
(因みに私がジュヴレ・シャンベルタンで好きな作り手はフィリップ・シャルロパンという人が作ったワイン。当時(2006年)1ユーロ:142円→ロパンのワイン(ジュヴレシャンベルタン)が1本60ユーロ。日本円で8000円くらい…高い…けど、間違いありません。)
当然、土地の影響だけではなく、生産者の力量も違う(又、良い作り手は良い場所(畑)を所有している)のでワインを選ぶときは、「誰が作ったワインか」という点を気にして購入した方が良いのかなと思います。
滞在中、フィリップ・パカレ(フィリップ・パカレ:ブルゴーニュを代表する作り手)のヴァンダンジュ(葡萄の収穫)に参加したことがりますが、私が収穫しているとき、カゴに葉っぱを入れてしまい怒られた記憶があります。
(枝や葉っぱが入ることで雑味が生じる)
収穫は機械で行うところもありますが、パカレは一つ一つ手で収穫します。労働時間、人件費、効率性は非常に悪いですが、人の手で収穫した方が枝や葉っぱ、腐った葡萄を選別することができるので、美味しいワインを作ることができます。
私の場合、その作業中に葉っぱを入れてしまったことで注意された感じ。
これが違う作り手だったら見過ごすこともあるので、いかにワイン(高いワイン・美味しいワイン)を選ぶとき作り手を重視した方が良いかなんとなく分かってもらえたかと思います。
と、、、今日はワインの話をちょっとしましたが、29日に向けて色々と準備を進めて行こうかなと思います!