若者は年金をもらえる?|動画紹介
おはようございます!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
ブログを読んで頂きありがとうございますm(__)m
今日は動画の紹介です。
私が年金について調べた中、一番分かりやすく面白いと感じた動画です。皆さんにも見てもらいたい(年金について少しでも興味がある方)と思い記事に取り挙げてみました。
(注意:興味は持ちましたが年金について良く分っていません。←私)
まず最初に
まず最初にこの動画は、2011年に公開されたもので、当時の政治、経済事情のもと作られています。
2019年現在と照らし合わすと、少し相違する点があるかも知れませんが、色々と興味を惹かれる内容を語っています。
動画のインタビュワ―はヒロユキさん。
解説者は経済学者の鈴木亘先生が解説しています。
さて、この動画のタイトルですが「若者は年金をもらえる?」
というテーマになっています。
結論から言うと(この動画内で)、2000年生まれ以降の人は、支払った額に対して60%ほどしか貰えないと語っています。。。(動画|47:00~)
現実どうなるのか私には分かりませんが、40年間(20~60歳)払う金額が大体3,000万円(平均的な年収の人)くらい払うらしく、その内の60%「1,800万円」しか支給されないと言う事です。
この60%という金額も「85歳以上生きる」という条件で。
動画解説:動画前半
鈴木先生はこれまで(2011年以前)厚労省が年金について発表してきた内容が余りにも酷い(現実から回避している)ことから、もう少し現状の数字に基づいた正しい内容を伝えようと言うことで、年金について本を出版しました。
私は年金のことが良く分かりません。
なぜ分からないかと言うと、サイトや動画を見ても難しい用語が飛び交っているので、その用語を知れべても更に難しい用語が出て余計ややこしくなるからです(泣)
この点について鈴木先生が動画で説明(動画|1:20~)していました。
なぜ年金は難しくて分かりづらいのか?
不都合な真実ばかりだから難しい言葉で説明し国民の思考をシャットダウンするため
と語られています。
不都合な真実
2004年以前は5年に1回、年金改革(見直し)がされていました。
この時、人口推移や経済指数など参考に見直し(計算)するのですが、政府は年金改革をするごとに良い数字(明るい見通しにする)で算出するそうです。
景気悪いのにこれからは良くなる
みたいな。。。
この5年に1回の改革(見直し)は官僚にとって苦痛らしく(現実は見通しとは違う)この改革はやりたくない。(批判を受けるから)
2004年、年金改革によりマクロ経済スライド(自動調整)が登場。
マクロ経済スライドは少子高齢化が進んだら給付カットが大きくなるもので、人口、経済指数など参考に自動調整をしてくれます。
この自動調整をしてくれるマクロ経済スライドを導入したので、検証はするものの5年に1回の改革(見直し)は必要ないね!ということで改革は廃止になります。
(官僚様:これで謝らなくて良いホッ)
マクロ経済スライド
動画15:00~からマクロ経済スライドについて、鈴木先生の解説がはじまります。
ここで話されてるのが「給付カットは(マクロ経済スライド)は嘘だった」という内容のもの。
- 少子高齢化の対象を子供の数で計算するのではなく、年金を払った人(成人)で算出する
- マクロ経済スライドはデフレのとき発動しない
- 「50%以上減らすことができないという法律」があるため、どんなに財政が狂っていても50%以上は減らすことができない
など、マクロ経済スライドの盲点について興味深く話されています。
この他にも今後の年金問題、給付額、生産年齢人口、厚労省など、今後迫りくる高齢化社会に向け、どのように日本が変化していくのか分かりやすく解説しています。
年金等について興味があるけど難しくて分からない(←私)という人には、オススメの動画だと思います。