WealthNavi(ウェルスナビ)が取り扱う投資先商品の概要を調べて見た
こんにちは!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
今日はWealthNaviがどのような商品を扱っているのか気になったので色々と調べて見ました。
WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNavi(ウェルスナビ)は手数料1%のみで、国際分散投資を自動で運用してくれるとロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーが自動で運用してくれるので、投資の学習、投資商品の選定、資産配分、運用、リバランス、全て行ってくれるので、投資経験のない人にもオススメできるサービスです。
私も月に1万円ほど積立投資しています。普段仕事をしているため、リバランスや税金の最適化など行うのがとても手間だし、仕事のスケジュール上買付するタイミングも合うか合わないか分かりません。
発表によるとドル建てでの結果は、2016年1月から2019年1月までのリターンはかなり良いようですね。残念なことに私が運用した時期は、昨年の10月と言う事で-3.46%ほど目配りしていますが、長期運用と考えているのであまり気にしていません。
公式では、「世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資します」と記述されていますが、実際どのようなものに投資しているか気になったので調べて見ました。
ポートフォリオ
WealthNavi は「リスク許容度」として1~5段階に分けられ運用されます。数字が1に近いほどローリスク・ローリターン、逆に数字が5に近いほどハイリスク・ハイリターンになります。
私は「リスク許容度5」で運用しています。
管理画面を確認すると米国株(VTI)、日欧株(VEA(、新興国株(VWO)で約70%近く運用されており、残り約30%を米国債券、金、不動産に振り分けられている感じです。
米国株(VTI)
設定日:2001年5月24日
正式名称:Vanguard Total Stock Market ETF
日本名:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
ティッカー シンボル:VTI
ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
上場取引所:ニューヨーク証券取引所
投信会社:バンガード
CRSP USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指しており、これ1本でアメリカ大手企業から中小企業含む米国市場のほぼ99.5%をカバーしています。以前紹介した楽天証券の記事でも出てきましたね。
楽天証券のiDeCoには、このバンガード・トータル・ストック・マーケットETFを主要投資対象とした楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天バンガード・ファンド全米株式)が扱われています。
チャートを見ても、他を圧倒するような力強さを感じますね。如何にアメリカ経済が強いか感じられます。
日欧株(VEA)
設定日:2007年7月20日
正式名称:Vanguard FTSE Developed All Cap ex U.S. Index ETF
日本名:バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF
ティッカー シンボル:VEA
ベンチマーク:FTSE先進国(除く米国)インデックス
上場取引所:ニューヨーク証券取引所
投信会社:バンガード
米国を除く先進国に投資するETFです。
カナダ、欧州地域の先進国市場、および太平洋地域の先進
国市場の、大型株・中型株・小型株約3,700銘柄で構成されます。
主な投資対象国として、日本、英国、カナダ、フランス、ドイツ、スイス、オーストラリアが含まれます。
結構日本の比率が高いんですよね。
新興国株(VWO)
設定日:2005年3月4日
正式名称:Vanguard Emerging Markets ETF
日本名:バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF
ティッカー シンボル:VWO
ベンチマーク:FTSEエマージング・ マーケッツ・オールキャップ (含む中国A株)・ インデックス
上場取引所:ニューヨーク証券取引所
投信会社:バンガード
新興国市場の株に投資するETFです。
中国が1/3ほど占めており続いて台湾、インドなど世界各国に投資しています。前述で挙げたVTI、VEAと組み合わせることで、世界全体の株式に投資することになります。
米国債券(AGG)
設定日:2003年3月4日
正式名称:iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF
日本名:iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF
ティッカー シンボル:AGG
ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ米国総合インデックス
上場取引所:ニューヨーク証券取引所
投信会社:ブラックロック
米国の投資適格債券全般に投資するETFです。これ1本でアメリカの債券市場全体に投資したことになり、信託報酬が0.05%とかなり低めに設定されています。
銘柄の割合を見ると財務省(米国債)が一番多く、約1/3を占めています。
金(GLD)
正式名称:SPDR Gold Shares
日本名:SPDRゴールド・シェア
ティッカー シンボル:GLD
ベンチマーク:金地金価格(ロンドン金値決め)
上場取引所:ニューヨーク証券取引所・東京証券取引所など
投信会社:SPDR
GLD・SPDRゴールド・シェアは米国と東証、メキシコ、香港、シンガポールに上場する金相場に連動することを目指した最も有名な金ETFです。
運用総額が4兆円近くあり、ETFランキングでもトップ20位にランクインしています。
金(ゴールド)はチャートを見ても分かるように、リーマンショックなどの不況時に安全資産として買われる傾向があります。