トラリピの機能:決済トレールとは
おはようございます!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
昨日のブログで出てきた決済トレール。
説明も曖昧で「どう言う機能なのかイマイチ分からない」と思う人もいるのでは...と思い、もう少し詳しく書いて見ました。何となくでも良いので分かって頂けたら良いなと思いますm(_ _)m
トラリピはトラップリピートイフダンにより機能しています。
前回でも説明しましたが、イフダンは「〇〇円で買ったら××円で決済する」というように、新規の値段を決めるとき、同時に決済の値段もセットで指定する注文方法です。
これを罠(トラップ)を仕掛けるように無数に仕掛け、ポジションが決済されたら、再度繰り返し(リピート)注文が入るようになっています。
なので、設定値に価格が到達すると自動的に決済されます。
例えば「〇〇円になったら買い」・「✖✖円になったら売り」というイフダンを設定したとします。
上の画像のような値動きであれば無駄なく利益が積み重なりますが、当然トレンドが変わり上昇する場面もあります。
例えばこの間(2/13)のNZD/USD👇
これだと早い段階で決済されてしまうため、利益を最大限に伸ばすことができません。
決済トレール
トラリピには任意の設定ですが、決済トレールという機能があります。
決済トレールを設定すると、「〇〇円になったら買い」・「✖✖円になったら売り」というイフダンを設定しても、✖✖円に価格が到達しても決済されません。
先日(2/13)もそうですが、状況が変わって価格が上がることってありますよね。
通常だと最初に設定した売値で決済されますが、これでは利益が小さいです。
しかし、決済トレールを設定すると最初の●では決済されません。価格が●に達したとき初めて「設定した売値」で注文が入ります。
トレンドがそのまま上昇し次の●に達すれば決済価格も次の●に移動します。更に価格が上がり次の●に達したら決済価格も上がっていきます。
そして、トレンドが反転して決済価格を下回ったとき成り行きで決済して利益を確定します。
これが決済トレールです。
決済トレールはトラリピの発注時に設定するもので、オン/オフを切り替えるだけのシンプルなものです。
なのでこの機能を付けるか否かは任意になります。
ところでこの●気になりますよね。
この決済価格が移動するきっかけとなる価格(●)のことをトリガー価格と言います。
決済トレールは、トリガー価格に達するごとに決済価格も移動します。
まとめ
・決済トレールはトリガー価格に達すると注文が入る
・トリガー価格は次のトリガー価格に達すると決済価格も移動する
・トレンドが反転して決済価格を下回ったら成行で決済
以上、今日は決済トレールのお話でした。