トラリピの仕組みについて|トラリピは「トラップリピートイフダン」で成り立っている
おはようございます!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
今日は私が利用しているトラリピの仕組みについてお話したいと思います。
私は以前トレードでかなり損失を出した経験があり、今ではあまり積極的にやろうとも思わないです。
ただし、トラリピは事前に数値を設定するので機械的に取引してくれるため、パソコンの前にいる必要もないし、精神的にも負担がかかることがありません。
ではトラリピはどの様な仕組みで取引を行っているのでしょうか?
トラリピとは
トラリピとはマネースクエアが提供するFX(為替)を対象とした自動利益確定ツールです。
特許を取得しているため、マネースクエアでしか取引することができません。
自動で取引を行ってくれるので、設定さえすれば「ほぼほったらかし」で取引してくれます。
トラリピの仕組み
トラリピは「トラップ・リピート・イフダン」の略称で、「トラップ」、「リピート」、「イフダン」の3つの要素から構成されています。
トラップ(罠)
文字通り「罠を仕掛ける」ことで、一定のレンジ幅の中に複数の注文(罠)を仕掛けることを意味しています。
リピート(繰り返し)
リピートは【繰り返す】という意味ですが、「注文を仕掛けて決済されたら終わり」ではなく、何度も注文を切り返し発注する機能です。
イフダン(IFD)
イフダンとは「〇〇円で買ったら××円で決済する」というように、新規の値段を決めるとき、同時に決済の値段もセットで指定する注文方法です。
例えば【1ドル:100円】を「もし99円で買ったら、101円で売り決済したい」と言う場合、イフダンならこれを同時に注文することができます。
イフダン機能は珍しい機能ではないですが、イフダンを繰り返し注文するリピートイフダンはマネースクエア独自の機能です。
なのでマネースクエアでは、トラリピと同様にリピートイフダンも特許を取得しています。
トラリピはこの「トラップ」「リピート」、「イフダン」
が同時に動く自動利益確定ツールです。
トラリピは同じポジションを複数持つことはなく、新規で買った後に決済されると、初めて新規がリピートする仕組みになっています。
なので、細かく 設定したレンジ内で価格が動いていれば、利益が自動で積み重なる仕組みになっています。
勿論想定したレンジ内を越えることも考えられますが、そのときは設定する際、「損切設定」することができるので、リスクを備えることもできます。
為替との相性が非常に良い
トラリピは為替を対象としたツールですが、レンジ相場を形成する為替と非常に相性が良いです。
そもそも外国為替とは、2国間との通貨交換です。この価格には各国の経済事情や政策、政治など様々な要素が影響しています。
例えばドルと円の関係で過度な円高になった場合、為替のコントロールは出来ないにしろ、金融緩和をすることで円安に導くことはできます。
逆に過度な円安になった場合、金融引き締めすれば円高へと誘導することができます。
為替は株などのような単一で動いてるのではなく、2ヵ国間の間で動いているので、一方的に上がり続ける事はあまりありません。そのためくレンジ相場を形成しやすく、トラリピとも相性がとても良いです。
ただし、想定していたレンジから外れてしまうと、損失をだすことにもなります。
例えば、買いトラリピなら、下がりながらポジションを増やすことになるため、評価損が発生することが多々あります。上の画像で言うとAでポジションを保有したましたが、現在0.6742ドルまで下がっているので、評価損が発生しています。
想定したレンジ内ならいずれ価格が上がるので、この評価損が利益へと変わりますが、想定していたレンジから外れてしまうと、ロスカットになってしまうため、損失が出てしまいます。
なので、狭い幅で設定するのではなく、ある程度「余裕のある広いレンジ」に対応した設定が必要です。
今年1月(2019/1)に起きたフラッシュクラッシュのようなことがあると、狭いレンジで設定した場合、ロスカットされてしまいますが、前もって広いレンジで設定しておけば反発により利益を生むことができます。
2月10日時点で実現損益が+167,613円と順調に利益を積み上げています。
運用開始した時期が2018年10月15日なのでまずまずの結果ではないでしょうか。