WealthNaviの機能|DeTAX(デタックス)ってなに?
おはようございます!ぼ~ぬん(@beaune1011)です。
ブログを読んで頂きありがとうございますm(__)m
WealthNavi にはリバランスだけでなく、DeTAX(デタックス)と呼ばれる自動税金最適化してくれる機能もついています。
今回このDeTAXについて纏めてみました。
公式サイトでDeTAXについて見てみると
具体的には、ポートフォリオの中に含み損がある銘柄があれば、店頭取引により、その銘柄を一旦売却(含み損を実現させる)し、それと同時に「同じ銘柄を、同じ数量、同じ価格」で買い戻します。
これにより、ポートフォリオの構成を維持したまま、その年の税負担の軽減を計ります。
※税負担を必ず繰り延べることを保証するものではありません。WealthNaviでは、分配金による受け取りやETFの売却(リバランスによる売却も含む)により、利益により生じる税負担が2万円以上となる場合を目安として、DeTAXによる取引を自動的に行います。
と説明されています。
まずDeTAXは、WealthNavi を利用して2万円以上(目安として)の税負担が発生する場合に機能します。
*2万円以下であれば機能しない
*通算利益が20万円以下なら税金は掛からない(原則)
税金の発生
そもそも税金の発生ですが、株で例えると含み益があった状態で売るとその儲けが税金の対象になります。
【1株:200円】を100万円で5,000株購入
10円値上がり
【1株:210円】を5,000株売却→105万円
利益5万円
この利益5万円が税金の対象。
WealthNavi は分配金やリバランスによる発生した売却益から税金が発生することがあります。
リバランスについては下記の記事より
税金を抑える手段
株は売却して初めて税金の対象になります。
保有してるだけなら含み益が出ても税金の対象にはなりません。
前述では利益が出たパターンで説明しましたが、逆に損失が出た場合売却するとどうでしょう?
例
【1株:210円】を105万円で5,000株購入
10円値下がり
【1株:200円】を5,000株売却→100万円
購入105万円
売却100万円
損失-5万円
以上を踏まえると
含み益が出てる銘柄を売却すれば+5万円、含み損が出てる銘柄を売れば損失-5万円。
利益と損失を相殺して税負担を少なくすることができます。
WealthNaviは銘柄がETFになる訳ですが、これは株と同様です。
DeTAXは、この利益と損失を打ち消す作業を自動で行ってくれるのです。
因みにこの売られた銘柄は、売却後0.1秒で買付されます。
WealthNaviの柴山CEOはDeTAXをどのように評価しているか
DeTAXの効果について公式サイトを確認したところ具体的な参考が明記されていませんでした。
ただし、SBI証券のインタビューの中で柴山SEOは以下のように述べています。
「DeTAX」(デタックス)は、分配金やリバランスから生じる税負担が一定額を超えた場合に、自動的に含み損を実現して税負担を繰り延べる機能です。
「含み損の実現」というのは、ユーザーが所有する含み損のある資産の一部をユーザー側からウェルスナビに売却し、0.1秒後にまたポートフォリオを元に戻すことを指します。
「WealthNavi for SBI証券」の運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
このインタビューの中で「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減」と述べています。
WealthNaviは手数料1%掛かるので「手数料が高い」と言う声も聞きますが、DeTAXが機能することで実質的には0.4~0.6%で運用することができると言う事です。
他社のロボアドバイザーも大体手数料1%くらいですが、このDeTAX機能がついているロボアドバイザーはWealthNaviだけです。
良くWealthNaviは「投資を初めてやる人に向いている」と言われます。
それは銘柄の選択だけでなく、リバランスやDeTAXなど初めて買付する人には困難な作業を自動で行ってくれるからです。
今日はWealthNavi の機能の一つDeTAX(デタックス)についてのお話でした。
ここまで読んで頂きありがとうございますm(__)m